我が家の末っ子アーネスト。
2歳を待たずに、大好きなお兄ちゃんとの別れを経験することになりました。
7月23日のことです。
テオ母さんとともに、多頭飼い崩壊現場を生き延びたたった3匹の猫。
一体何匹いたのかは知らされていませんが、
犬の牙の犠牲になった残りの仲間たち。
そんな猫生のスタートだったのに、
アーネストが愛して止まなかった犬のエビス。
エビスが危篤に陥った夜、わからなくても構わないと
「これからお兄ちゃん最優先でいくね。みんなもお兄ちゃん最優先でいてね」
と告げた夜。
その言葉を一番深く受け止めたのは、他でもない末っ子のアーネスト。
全く外に出なくなります。

昼も夜も、ずっとエビスの隣にいて
真夜中や明け方の「かまって泣き」は一切せずに
静かに「お兄ちゃん最優先」を実行したアーネストでした。
そんなアーネストなので、エビス旅立ちの後は彼の顔のそばから
いつまでもいつまでも離れませんでした。
理解しようとしていたのか。
どうして目を開けてくれないのか不思議だったのか。
ないたりはせずに、ただ静かにエビスの側に立っていたアーネスト。
それから5日ほど、わたしの側から離れませんでした。

日中はわたしの座る椅子の後ろで。
夜はわたしの足の間で、まずわたしのことを気遣ってくれたアーネスト。
明け方近くになると、エビスを探して泣きながら家の中を彷徨う日々が始まり
アーネストのエビスへの愛情はこれほど深かったのか、と驚かされたものです。
そして迎えた7日目。
エビスが旅立ったのは夕方6時46分でしたので
マカロンさんと二人でエビスの犬生に乾杯をしようと準備していたその瞬間。
午後、ずっと外に出ていたアーネストが帰ってきました。

そして、天井と壁の間を静かに見つめた一分間。
その先にエビスがいたのは間違い無いと思います。
てか、思いたい。
その後、すぐにまた出ていってしまったので
「このタイミングで帰ってくるって!」と、すっかりアーネストに持って行かれた一分間。
疑ったことはなかったけど、フタリの絆を再確認させられた出来事となりました。

あれから7日が過ぎました。
あれから7日が過ぎたんだなあ。
アーネストは頑張っています。
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