*猫が苦手な保護犬(6歳)と、犬が恐怖!な保護猫たちが、家族になって仲良く暮らすまでの記録です。==
話は遡って去年の(2015年)12月。
当初の予定では、10月30日に保護猫の受け入れをして
クリスマスまでには犬と猫が一緒の空間で生活、という目標を掲げていたんです。密かに。
でも、色んな理由から、そのスケジュールに大きな遅延が生じます。
まずは犬エビスの指の悪化。
のちに患部の小指切断の手術を受けることになります。保護犬チェイス(6歳)の攻撃性の表面化。
それまで優しい良い子だったんですが、途端に野良ニワトリや野ウサギを仕留めるようになり、エビス以外の犬にはケンカを売るようになります。

最悪の条件の家に連れてきてしまった、と、保護主さんや紹介してくれた獣医さんに申し訳ない気持ちでいっぱいでしたよ。
アーネスト、こんなにちっちゃいから自己防衛もできないだろうし・・・。

大きな悩みを抱えたまま、クリスマスの時期がやってきます。
日本の忘年会時期と同じく、ニュージーランドではあちこちでホーム・パーティーや飲み会が行われます。
去年は一切参加しませんでした。それどころじゃありませんもんね~。
くじけているヒマはないので、みんなのトレーニングは続きます。
「家全体」に慣れてもらおうと、日中は犬たちに外に出てもらい、猫たちは室内を探検しまくる日々。
大変ゆっくりな進行状況ではありましたが、犬たちも「猫が家にいる」ことを理解したし
猫たちも「ここは自分たちの家」という自覚も生まれてきて、少~しずつ距離が縮まります。

この頃の犬たちのトレーニング。
●チェイス(犬)が部屋の中にいるときは、マズルとリード着用!(上記写真)
●「ステイ」を徹底して、動いたら(チェイスを)部屋の外に出す。
●猫たちが近づいてきたら、「Ignore(無視)」のコマンド。
●猫たちには積極的にチェイス(犬)に近づいてもらうようにする。
*エビスのほうはあまり問題はなかったけど、一応リードだけ着用
上記のトレーニング中ずっと、ヒンヒンと悲しそうな声で泣いていましたが
そのうちこれら一連の「趣旨」がわかったみたいで、静かになってきます。
ただ、「ハンターの目線」で猫たちのことを見てたけど(汗)。
他に便利だったのは「キャット・タワー」と「つっぱり式のゲート」(赤ちゃん用)です。

もしも犬たちが追いかけちゃった時は、「上に逃げる」か「ゲートの向こう側」に逃げれるように。
と思っての配置でしたが、意外と犬たち追いかけませんでした。
ただ、猫たちにとっては「逃げ場がある」ということが安心感につながったみたいで
犬がいてもリビングでくつろぐようになります。
犬と猫が同じ空間にいる、という状況まで2カ月かかりました。
チェイスのマズルが外れるまでは、更にここから1カ月。
1月の終わり。
猫たちが家族になってからもう3カ月が過ぎようとしていました。
ここで満足しているヒマはありません。
次の課題は「犬と猫が外で仲良くする」です。
夏が終わるまであと2カ月。
時間は足りるんだろうか?と思っていたところに大きな事件が起きてしまいました。
次回に続きます。
+++++こっちでも猫たちが大活躍!
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